夏休み2017その5(2/4) 安浦にて

 

奥さんの良き友人が、安浦というところに居て

呉に帰るときには、よく寄らせていただいている. 

 

友人は料理を生業としつつ、田んぼもやっており、

落ち着いた雰囲気で素敵な人だけど

実は内面はかなりファンキーでパンクな面白い人で

なかなか落ち着いて話す機会はないけど

僕も少しずつ仲良くさせてもらいたいと思っている。

 

おじちゃんは、なんでも自分で出来てしまう人で

伸びた背筋に厳しさを感じるけど、顔の皺は全部笑い皺である。

アイスホッケーをやっていた人で とにかくカッコイイ。

おばちゃんは 可愛らしいながらも切れ味鋭い目で常に何かを狙っており、

客人の手前 おじちゃんに何やかや言いつつも、すごく仲が良い。

 

友人のファンキーさは、一見おじちゃんの血か、と思うけど

実のところ おじちゃんからは生真面目さと頑固さを

ファンキー・パンクの大部分はおばちゃんから授かったものとみている。

 

今年の夏は、おじちゃんと友人のツーショットを撮りたいと決めていた。

なかなか満足である。

 

背後に山があり、海も近くて

周囲を 畑と田んぼに囲まれた家に行くと

いつも 家の前でも後ろでも 稲がそよいでいる。

足元の道に沿って水路が張り巡らされていて

水の音が絶えず、たまにカエルが鳴く。

緑の濃い色彩と豊かな風景にクラっとする。

 

人に会いに来ているつもりでいて、

いつも 素晴らしい料理で もてなしてくださるので

そちらも大いに期待しつつ 伺うのを楽しみにしている。

 

今年の新米をいただいた。

それはそれは抜群に美味い。