夏休み2017その3(1/3) 小田原

 

奥さんが女子旅の間 僕は一人旅へ。

3日で3人と会う旅

 

小田原駅を出ると 30℃を超えている暑さだった。

小田原城は駅から歩いてすぐ

前にもこんな風に案内してもらったことを思い出す。

 

天守閣の展示がリニューアルされたとのことで  ふんふん見ながら

上まで上がって外に出ると

視界が開けて太平洋が広がり、良い風が吹いていた。

 

神奈川で育った自分にも馴染みがある景色

右手に伊豆が、左手に三浦半島が見える。

思わず いい所だねと言う。

 

彼女とは気が合い、同業者にも近いので

趣味の話も仕事の話も熱が入る。


つもる話の間、居ることを忘れてしまうくらい

大人しく していてくれた小さな女の子には

素晴らしい名前がついていて(画数は悪いらしいが)

親となった彼女の愛情を感じた。

 

一方で 彼女は、母性という本能に支配されておらず、

無条件で 子供=幸せ、というわけではない彼女にとって

僕が想像するよりは 子供のいる生活の感動が薄いようだった。

 

幼子との日々を淡々と過ごしながら、

どのような家族になっていくのだろうか。

素敵な名前をもらった女の子は

どんな人へと成長するだろうか。