夏休み2017その5(2/4) 呉の家族

 

呉の港の景色、親戚の方々、奥さんの従姉達との時間、墓参り

ザ・お盆。

 

広島市は一応、平野という感じがするけれど、呉市は顕著に平地が少ない。

港は、山から はみ出る様に、埋め立て地になっていて、人工的な海岸線なのが分かる。

人びとは、山から海へと出る 黒瀬川あるいは二河川がつくった小さな平野に

ひしめく様に、そして山に食い込むように斜面に暮らしている。

 

お墓はそんな斜面の上の方にあって、そこまで登ると街並みが見渡せる。

ここに暮らしてきたんだな、と見て実感できるスケールの風景なのが良い。

吹き抜ける風が気持ちいい。

 

どこまでも平らな関東平野で生まれ育った僕が見ると

ほんとうに、日本昔話に出てくるような場所だなと思う。

山があって、海が近くて こんなところが故郷だったら良いなと思う。

いや、もう僕にとってもそうなのだが。

だから嬉しい。