呉の港の景色、親戚の方々、奥さんの従姉達との時間、墓参り
ザ・お盆。
広島市は一応、平野という感じがするけれど、呉市は顕著に平地が少ない。
港は、山から はみ出る様に、埋め立て地になっていて、人工的な海岸線なのが分かる。
人びとは、山から海へと出る 黒瀬川あるいは二河川がつくった小さな平野に
ひしめく様に、そして山に食い込むように斜面に暮らしている。
お墓はそんな斜面の上の方にあって、そこまで登ると街並みが見渡せる。
ここに暮らしてきたんだな、と見て実感できるスケールの風景なのが良い。
吹き抜ける風が気持ちいい。
どこまでも平らな関東平野で生まれ育った僕が見ると
ほんとうに、日本昔話に出てくるような場所だなと思う。
山があって、海が近くて こんなところが故郷だったら良いなと思う。
いや、もう僕にとってもそうなのだが。
だから嬉しい。
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