奥さんが女子旅の間 僕は一人旅へ。
3日で3人と会う旅
小田原駅を出ると 30℃を超えている暑さだった。
小田原城は駅から歩いてすぐ
前にもこんな風に案内してもらったことを思い出す。
天守閣の展示がリニューアルされたとのことで ふんふん見ながら
上まで上がって外に出ると
視界が開けて太平洋が広がり、良い風が吹いていた。
神奈川で育った自分にも馴染みがある景色
右手に伊豆が、左手に三浦半島が見える。
思わず いい所だねと言う。
彼女とは気が合い、同業者にも近いので
趣味の話も仕事の話も熱が入る。
つもる話の間、居ることを忘れてしまうくらい
大人しく していてくれた小さな女の子には
素晴らしい名前がついていて(画数は悪いらしいが)
親となった彼女の愛情を感じた。
一方で 彼女は、母性という本能に支配されておらず、
無条件で 子供=幸せ、というわけではない彼女にとって
僕が想像するよりは 子供のいる生活の感動が薄いようだった。
幼子との日々を淡々と過ごしながら、
どのような家族になっていくのだろうか。
素敵な名前をもらった女の子は
どんな人へと成長するだろうか。
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